本来はこのような事例は載せるべきでは無いかもしれませんが，窓リフォームを検討されている
皆様にこのようなこともあると知っていただくために，施主様の許可を得た上で掲載いたします。

写真が悪く見えないのですが，結露が原因で窓の「額縁」（窓の周囲の木の部分）が真っ黒になっています。
壁にも伝っており壁が変色しています。

今回のお客様はこの結露と断熱にお悩みでした。

窓の結露改善・断熱にはアタッチメント付ペアガラス，プラマードＵ取付・外窓交換の３種がありますが，
この度のお客様は外窓交換を選択されました。アタッチメント付ペアガラスでは枠の結露は止められないことと
内窓を取り付けるには，窓の奥行きが小さく，「出っ張ってしまう」ことから，外窓交換を選択されました。

サッシはもちろんエピソード。

ガラスはＬｏｗ－Ｅガス入に決定。
思えばこのとき，ある事実を施主様にお伝えしていないがために，ご迷惑をおかけすることなりました。

２Ｆのため，工法は自動的にスマートカバー工法に決定です。
窓の内側から工事できるため，足場も不要なのです。

リフォーム枠を窓に取り付け，新しい窓を取り付けたところ。

少し写真がぼけてしまっていますが，取り付け部分の拡大です。
既存の枠の内側に新しい枠が取り付けてあります。

新しい窓と古い窓枠の隙間を「カバー」で隠して工事完了です。

すっかり新しい窓になりました。

外から見ても古い窓の部分は全く見えません。

しかし，ガラス面の外観が問題となりました。

この写真には写っていませんが，この窓の左右に同じ窓が２枚あります。

この２枚と反射光が全く異なるのです。

今回交換したＬｏｗ－Ｅ複層のみ金色を帯びた反射となります。

Ｌｏｗ－Ｅであれば，高性能であればお客様が喜ばれる。。。。
そういった製品に対する油断があったように思います。
リフォームの第１条件は，お客様が望まれる工事を行うことです。

事前にこの説明をしていたら・・・・・。

きっと施主様はＬｏｗ－Ｅではなく複層を望まれていたでしょう。

今回は当社の責任で複層ガラスに交換させていただきました。

施主様にご迷惑をおかけしてしまった事実に対する反省と，今後窓リフォームを検討されるお客様への
情報提供のため，掲載させていただきました。

結露が無くなり，窓もすごく綺麗になりました。

ただ，窓を外から見たとき，一箇所だけ，反射で色が違って見えるのが残念でした。

Ｋ様にはガラスの件でご迷惑をおかけしてしまい誠に申し訳ございませんでした。

事例掲載にご協力いただき，本当に感謝しております。

当店の今後のサービス向上に役立てたいと思います。

どうもありがとうございました。