施工前
画像はありませんが,新幹線通過の音が非常に大きく,計測では85db程度と,電話の音はもちろん,テレビも聞こえないレベルです。
また,新しいマンションで非常に気密性が高く,結露もかなり酷い状態でした。
換気を行えば改善されますが,吸気口を開けなければならず,寒い上に更に音が大きくなります。
吸気口もかなり大きく,音が直接入ってくる感じです。
(フードを外した状態)
施工後
まず結果をご覧ください。
マンションの本来持つ壁の厚さや気密性を生かし,プラマードのカタログスペック以上の防音効果に成功しました。
新幹線が通過しても普通に会話できるレベルとなりました。
施工前に予想していた結果を大幅に上回る結果です。
福山駅通過の新幹線がかなりのスピードで通過している時の計測値がこれです。
ちなみにマンションのすぐ裏手で工事も行われていましたが,その音に関してはまったく聞こえないレベルです。
在来線の音もほとんど聞こえません。
今回,施工前の音に関して,びっくりするような大きさだったため,窓だけでなく,吸気口に関しても手を加えることとしました。
これは自動車のマフラーに入っているのと基本同じ物です。
スリーブマフラーといって,音の共鳴を防ぐ効果があるそうです。
吸気口フードも防音タイプに変更しました。
開口部が小さく,更に吸音材が入っているタイプです。
窓など開口部は全てプラマードで二重窓化しました。
テラス窓は段差解消に間仕切り下枠を,テラス窓以外は開け閉めのしやすさを考え,新発売の戸先錠を採用しています。
テラス窓に関してはフローリングなどの経年の色あせ解消と省エネ効果を狙い,遮熱+ガス入を採用しています。
ウサギも静かになり快適そうです。
プラマードの取り付けは計8箇所,内テラス3枚建の大きな窓が2箇所,テラス2枚建てが1箇所,残りは腰高の窓です。